2010.02.04 茶と華の道は険しいよ <<13:21
1月13日から毎週水曜日に続けている茶道と華道。昨日で4回目になりました。
なかなか大変。確かにまだわずかに4回ということで、慣れないのはあたりまえだけれど、もどかしさが消えません。
しかし、少しずつ気持ちの中でかわっていくのが分かるのは
日本人としてのいろいろな感覚がまるで昔を思い出すかのように浮かび上がってきます。
さぞかし着物を来てお手前をしたら、身が引き締まるだろうな、などと着物に目がいってしまったり(格好から入りたい性格ががっつりでてきますが)、行動や考えがひと呼吸おくようになったり、もっと物を見る目がかわりつつあるのも面白いことかなと思われます。
まあこーやって言葉使いも丁寧になっていくわけですが、まーこれからくずしまくっていくとこーなっていきまーす。
華道はとりあえず生けていて思ったことは、不自然な自然界を作りたがる俺がいること。
まあそれはアートの中のイメージを膨らませすぎて、その考えが邪魔をするんです。
例えば美しく、お互いが邪魔にならないようにいけるのが普通だけれど、それを拒み込んで、いかにもラピュタ的な世界を作ろうとして美しくないといわれてしまう。
興奮度はグロテスクでいかにもありえない生け方にたいして覚えるのだけれど、それだと生け花を習っている意味がないので、できるだけ日本の美というものをセンスを受け入れる体制を作り始めなきゃいけないかなと今日このごろ思っているのです。